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コラーゲンとは?

コラーゲンは自然界に存在する長い繊維状のタンパク質であり、その特性は長年にわたり大変注目され、様々な用途に使用されてきた素材です。食品業界以外でも医薬、医療分野や化粧品に使用されてきました。さらに、ゼラチン産業でも重要な原料です。

とりわけ、ソーセージケーシングや食用フィルムの製造において重要な材料です。原材料は主に牛の皮ですが、その他に豚や牛、家禽、魚などの動物から由来するものも存在します。

コラーゲンケーシング

ソーセージは昔、豚や羊などの動物腸に肉と他の材料を充填して製造していました。食肉加工の発展に伴い、以前より効率的かつ高品質な生産を実現するために、食感、直径、長さをより細かくコントロール出来ることが求められてきました。

ソーセージの需要増加と併せて製造管理の改善、高品質な食品の安定供給を必要とする製造者がコラーゲンケーシングへ切り替えた為、より多く使用されるようになりました。

ケーシングは1本ずつひだ寄せされた筒状の形態で1箱あたり20-110本の状態で提供されており、長さ50cm以内のケーシングを伸ばすと全長60m以上のものも存在します。通常ソーセージ用は直径13mmから40mmを超える太さ、更にサラミ用は110mmまでもあるケーシングがございます。消費者の期待、及び製造者の要望に応えるため様々な色と仕上げで提供されております。

コラーゲンケーシングの利点

トレーサビリティー / 安全性

コラーゲンケーシングは、製造中に消毒・除菌を実施する工程で動物由来の有害微生物が除去されるため、食品衛生の面で安全性が保証されております。また、保管中は冷蔵不要で保存液も使用していないため、効率良く輸送・保管いただけます。

生産性の高さ

コラーゲンケーシングは天然腸よりも1本あたりの長さがあり、開封後すぐに充填(肉詰め)が可能な為、生産性を向上させることができます。また長さや径のバラつきが少ないため、製造ロスを減少させることが可能です。

使い方が簡単

コラーゲンケーシングは開封からノズルへの装填までの工程が速く、簡単にできます。供給も安定しております。

製造コストの低減

コラーゲンケーシングは冷蔵環境での保管が不要あり、使用方法が簡単でケーシングロスを軽減できます。高い生産性、あらゆる段階での製品の均一化、労働力の減少により製造コストの低減ができます。また、品質保証期限が長いことも大きな長所です。

サイズの均一性

径と長さが均一なソーセージを製造できるので、包装作業がより簡易的となり製造ロスを減少できます。

その他

コラーゲンケーシングは自然な匂いで、箱から出してからすぐに使用できます。面倒な準備(水戻しや束をほぐす作業)は必要ありません。価格や供給は安定しており、季節による変動もないので、コスト予測が容易です。コラーゲンケーシングを使用したソーセージはどんな調理にも使用でき、天然腸のソーセージと比べて遜色のない見栄えでございます。